農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

果物がもっと好きになる 「マルシェで人気!ドワイエンヌ・デュ・コミス」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.262

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪実りの秋は各地でマルシェが開催され、私たち野菜ソムリエも販売サポートに大忙しです。

よりすぐりの逸品が、全国各地から集まるマルシェの出展品目のなかで、野菜ソムリエ仲間に勧められた西洋梨をご紹介したいと思います。

その名も「幻の西洋梨・ドワイエンヌ・デュ・コミス」。調べてみると、フランス生まれのこの品種は、明治時代初期に導入されたものの、栽培が難しいためあまり普及せず、現在でも生産量が少ないとか。ちょうど食べ頃だったので早速カットしてみると、切ったばかりの断面から果汁が滴り落ちます。手がベタベタになりますが、そこは我慢。口に入れるとシルキーな食感と甘み、上品な香りが、あっという間に溶けていなくなります。夢中で食べ続け、気づいたらあっという間に1個完食!もっと買っておけばよかったという後悔すら感じました。西洋梨がお好きな方、発見したら3個は買ってみてください。

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野菜がもっと好きになる 「野菜で作るスタンプ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.261

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

突然ですが、野菜スタンプをご存じですか?

主に野菜のヘタや皮など、調理する際に捨ててしまう部分に染料つけて、紙や布に押し当てる遊びです。

子供たちに農作物への関心を高めてもらう目的で開催されるワークショップなのですが、先日、大人の私もトライしてみました。やってみると、これが意外に面白く感動的な発見がありました。工場で大量生産される通常のスタンプとは違って、同じものは1つもないのです。当たり前のことではありますが、野菜の断面をじっくり観察してみて、そんな事に気づかされました。特にピーマンのヘタが面白い!種やワタのつき方で、スタンプの表情が全く変わってきます。似たような雰囲気では獅子唐辛子も小さくて可愛らしいですよ。

野菜は自然からの贈り物。そして農家さんの努力の結晶なのです。ヘタや皮を捨てる前に、お子さんとそんな会話をしながら、ぜひ観察してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「瀬戸ジャイアンツ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.259

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、長野フェアで巨峰とシャインマスカットをPRする機会がありました。

どちらの方が売れたかというと、シャインマスカットの勝利。理由を聞いてみると、「種がなくて皮ごと食べられる所が良い」という声が返って来ました。手を汚さずに食べられる、白ぶどう系のシャインマスカットに人気が集中するようになって久しいですね。

そこで今日は、同じように種なしで皮ごと食べられる品種をご紹介したいと思います。その名も瀬戸ジャイアンツ。強そうな名前ですね。シャインマスカットよりも糖度は低いのですが、皮が非常に薄いので、ご高齢の方でも食べ易いと評判が良いとか。お値段はお高めですが、シルクのように滑らかな舌触りと上品な味わいは1度試してみる価値アリです。ホームパーティーの手土産や、日頃お仕事を頑張っている自分へのご褒美に、白ぶどう系がお好きな方はぜひ1度お試しになってみてください。

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野菜がもっと好きになる 「胃腸が弱っているときの食事」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.257

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

秋の天気は変わりやすく、急に肌寒くなったかと思えば汗ばむ天気が戻って来るので、体調を崩されている方も少なくないと思います。胃腸の調子を悪くしている方もいらっしゃるかもしれません。野菜ソムリエとして、健康のためにも食物繊維を多く含む野菜を毎日食べましょう!とお伝えする機会が多いのですが、胃腸の調子が悪い時にはおススメしていません。食物繊維の多い食材を食べると胃腸に負担をかけてしまため、出来るだけ消化しやすい食べ物を摂るのが望ましいです。

できれば、うどんや白米といった精製された食材を、煮込みうどんや卵粥のように水分が多くて消化しやすい調理法で召し上がっていただくのが理想的です。どうしても野菜が食べたいときは、不溶性食物繊維の少ない白菜や大根などを、いつもより長めに茹でて柔らかくして召し上がってください。他にも茹でたさつま芋やバナナなどもおススメですよ♪

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みかんでもっと笑顔になる 「世界一のナス」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.256

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、宮崎県の野菜・果物をふんだんに使った料理教室イベントで貴重な食材に出会いました。

宮崎県は温暖な気候と太陽の恵みが美味しい食材を育む土地柄で、マンゴーをはじめ、言わずと知れた食材の宝庫。中でも江戸時代から作られてきた伝統野菜「佐土原(さどわら)なす」は、世界的に有名なイタリアンの奥田政行シェフに“世界一のナス”と言わしめるほど素晴らしいナスです。長ナスで、表面が薄紫色。あくが少なく、甘みがあり、フルーティー。まるで梨のような食感で、生食できます。あくがない証拠に、切ってしばらく放置しても変色せずに白く美しいままの姿に驚きました。焼くと果肉がとろっとろにとろけて甘みが際立ち、肉や魚にも負けない存在感。メインを張れる食材です。

一時は絶滅の危機に瀕した奇跡のナス、その美味しさは一度食べる価値ありです。見つけたらぜひ試してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「大粒ナメコ やまなめ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.256

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

秋の長雨が続いています。気温が下がってくると美味しく感じるのが、スープなどの汁物ですね。先日、きのこのPR販売で4種類のきのこを使ったお味噌汁をご提供したところ、試食の数がいつもの倍以上も出ました。

使用したきのこの中に、ちょっと珍しいものがあったのでご紹介したいと思います。「やまなめ」という大粒のナメコです。一見すると山で採ってくる天然ナメコの様に見えますが、実は人工的に栽培されたもの。天然物が育つ自然条件を栽培施設で人工的に作りだし、大粒の山ナメコ本来の食感や食味が出るように育てられています。

生産者おススメの食べ方はバター炒めだそうです。フライパンにバターを熱してやまなめを炒め、仕上げに醤油を少々加えて完成です。真空パックで売られている通常のナメコより、ぬめりが少ないので調理し易いのも嬉しいポイントです。大粒で肉厚なやまなめ、ぜひ1度お試しあれ!

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果物がもっと好きになる 「埼玉ブランド 彩玉梨」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.255

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

日も短くなり、すっかり秋らしくなって来ましたね。秋といえば味覚の秋。

PR販売でスーパーにお邪魔すると、栗や柿、梨といった秋を代表する食材が売り場を華やかに彩っていました。先日埼玉県の直売所に行ったところ、珍しい梨に出会いました。その名も彩玉。「さいたま」ではくて「さいぎょく」と読みます。2玉で800円とちょっとお高めだったものの、サイズは幸水や豊水の倍近くあったので、4玉分と考えればお安いですね。ジューシーでさっぱりとした味わいの中にも、しっかりとした甘さが感じられて食べごたえ十分!もっと買ってくればよかったと後悔しました。大玉の新高と爽やかな味わいが特徴の豊水を交配して出来た品種というから納得。糖度も甘さが特徴の幸水以上で13度~14度もあるそうです。まさに「いいとこ取り」の彩玉。県外流通は少ないようですが、もし見かけたらぜひ味わってみてくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「シルクスイート」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.255

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

すっかり秋めいてきましたね。秋の味覚と言えば色々ありますが、その一つにサツマイモがあげられるのではないでしょうか?今回は2012年の発売から人気が右肩上がりの新品種「シルクスイート」をご紹介します。

名前の通り、滑らかな舌触りと上品な甘味で大人気のシルクスイート。最近ではスーパーなどで見かけることも多くなりました。さつまいもは食感で分類すると鳴門金時のようなホクホク系か、安納芋のようなねっとり系かに分けられますが、このシルクスイートは少し変わっていて面白い品種です。というのも、9月下旬~10月ごろの収穫したてはホクホク系、少し寝かせて11月頃まで貯蔵するとねっとり系に変わるという特徴があります。絹のような滑らかな食感と濃厚で上品な甘みを体験するには、食べ頃の旬である11月~2月に、食感の違いを比べてみたい方はぜひ今の時期のシルクスイートも試してみてくださいね。

 

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みかんでもっと笑顔になる 「東京生まれ東京育ちのぶどう」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.254

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

まだまだ暑いですが、少しずつ秋めいてきました。旬を迎えた果物も次々と出てきています。そんな中で先日、私は珍しいぶどうに出会いました。東京生まれの品種「高尾」です。

この「高尾」、巨峰を品種改良して1956年に東京都農業試験場で誕生したのですが、栽培管理が非常に難しいため当時は普及しなかったそうです。しかし、品質の高いこのぶどうに惚れ込んだ生産者の方々が研究会を発足し、見事ブランド化に成功。現在は贈答用高級ぶどうとして定着しています。

初めて食べたそのお味は、甘みが強く、適度な酸味があり、驚くほど濃厚な味わい。口に入れて噛んだ瞬間、味が爆発して目を見開くほどの衝撃でした。収穫したての新鮮さも良かったのかもしれません。本当にびっくりしました。ぶどうに限らずですが、まだまだ知らない品種、食べたことのない品種がたくさんあるので、どんどん発見してお知らせしていけたらと思います。

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野菜がもっと好きになる 「生キクラゲ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.253

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、収穫したての「生キクラゲ」を調理する機会に恵まれました。

中華料理などでよく使われるキクラゲは、乾燥した状態で販売されていることが殆どですが、希に生の状態で売られていることがあります。乾物とは食感が全く異なり、肉厚で瑞々しくプリップリの歯応えに、すっかり虜になってしまいました。

味そのものはクセがなく他の食材を邪魔しないので、どんな料理にも馴染みそうです。干したクラゲに味が似ていることからこの名前がついたそうですが、実はキノコの仲間です。

食べる時は30秒ほど茹でてから使用してください。使いきらなかった分は必ず冷蔵庫に入れて保存し、1週間以内に食べ切るようにしましょう。

注目すべきは豊富な栄養価です。キノコなのでカロリーは低いですが食物繊維がゴボウの約3倍も含まれており、ビタミンDの含有量は食品の中でもトップクラス!鉄分も多く含むヘルシー食材なのです。

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