農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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2024年5月

みかんでもっと笑顔になる「甘夏」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.551

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

カンキツシーズンも終盤を迎え、
この季節に食べられるカンキツも少なくなってきました。

そんな中、今食べごろなのが「甘夏」です。
夏みかんの枝代わりで生まれたと言われている甘夏は、
1月に収穫して酸が抜けるまで熟成させ、
3月中旬から6月ごろまで出回ります。

プチプチとした食感の良さに加えて、
甘みと酸味のバランスがよく、
さっぱりとしていてこの時期のビタミン&水分補給にぴったり。
皮が厚いので、比較的日持ちもしますし、
この皮がおいしいのも甘夏の魅力です。

ほろ苦く、香り高い甘夏の皮は、数あるカンキツの中でも絶品。
ぜひ捨てずにマーマレードや甘夏ピールに加工して楽しんでいただければ!
おすすめはしっとり仕上げる甘夏ピールの甘煮。
しっかり茹でこぼして苦みを抜き、シロップでじっくりコトコト煮ると、
手が止まらなくなる大人のおやつに。

ぜひ果肉だけでなく皮まで存分に食べきってくださいね。

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果物がもっと好きになる「ゴーヤとキュウリの塩みかんマリネ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.492

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

夏が旬のゴーヤ。
日差し避けのグリーンカーテンに苗を植える方も増えてきましたね。
この時期スーパーを覗くと宮崎や沖縄のゴーヤが並んでいますが、
沖縄では温暖な気候を利用して年末頃から5月まで収穫できます。

今日はそんなゴーヤを使った塩みかんレシピをご紹介します。

【材料】(2人分)
・ゴーヤ‥1/4本
・キュウリ‥1/2本
・塩みかん(青みかん)‥小さじ1/2
・オリーブオイル‥大さじ1
・すし酢‥大さじ1

【作り方】
①ゴーヤのワタと種を除き、薄くスライスする。キュウリも薄くスライスする。
②ボウルにその他の調味料を入れてよく混ぜ合わせる。
③ゴーヤとキュウリを入れてよく和え、冷蔵庫で1時間ほど冷やして完成。

ゴーヤの苦味が苦手な方は、オイルやお酢を一緒に和えると苦味が和らぎます。
夏が旬の野菜には体の熱を外に出してくれる効果もあるので、
たっぷり食べて夏日を快適に過ごしましょう!

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みかんでもっと笑顔になる「ヨーグルトの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.550

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

5月15日は「ヨーグルトの日」。
ヨーグルトの乳酸菌が身体にいいことを発見し、
ノーベル賞を受賞したロシアの生物学者イリア・メチニコフ博士の誕生日に由来します。

今回はそんなヨーグルトの日にちなんで、
ヨーグルトと一緒に食べるのにおすすめの野菜や果物を紹介します。

まずは、オリゴ糖を含むバナナや、キウイフルーツやイチゴ、リンゴやカンキツ類など、
水溶性食物繊維を豊富に含む果物はヨーグルトとの相性ぴったり。
腸内細菌が喜ぶ食べ合わせで腸活にもおすすめです。

また、ヨーグルト×野菜×スパイス×塩の組み合わせは
インドなどでは定番のサラダ(=ライタ)として人気です。
ライタとはヨーグルトのサラダで、カレーの付け合わせとしても欠かせません。
刻んだキュウリやアボカド、赤玉ネギやサッとゆでたオクラなどをヨーグルトと和え、
クミンなどのスパイスやハーブ、塩で味付け。

簡単なのでぜひ試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「茨城の春メロン」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.492

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

春メロンが出回る季節がやって来ました!
日本一の生産量を誇るのは茨城県なのですが、
北海道や静岡県産のメロンに比べると認知度が低いようなので、
茨城県民の知久が茨城メロンの魅力をご紹介したいと思います!

1つめのポイントは「手頃さ」です。
安いものだと一玉1,000円前後で購入できますし、
贈答用でも一玉5,000円もしません。

その理由は栽培方法にあります。
無加温のビニールハウスに、地這えで栽培し、
1つの苗から数個収穫します。
そのため加温による燃料費の上乗せがなく、
一玉当たりの単価が安くなります。

2つめのポイントは栽培に適した土地であること。
メロンは湿気を嫌います。
出荷量1位の鉾田市は、関東ローム層という水はけの良い土壌で太平洋に面しており、
心地よい潮風がハウスを通り抜け湿度を逃してくれます。

栽培品種も豊富で、
イバラキングというブランド品種もあるのでぜひ一度ご賞味くださいね!

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みかんでもっと笑顔になる「しどけ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.549

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

春を通り越して夏のような暑さの日もありますが、
暦の上ではまだまだ春。夏はまだ待ってほしいところです。

さて、春といえば山菜の季節。
ほろ苦さや独特の香りを楽しめる山菜は、日本各地に自生する山の宝です。

タラの芽やうど、うるいやこごみなど様々ありますが、
「しどけ」という山菜をご存じでしょうか?

葉がモミジに似ているため、正式名称は「モミジガサ」といいます。
そのモミジのような葉が開く前は、傘のように折りたたまれていて、
その葉が開き始めるころが収穫のタイミング。

山の中の沢の近くの斜面などに自生していることが多いそうです。
ほろ苦く大人の味で、シャキッとした歯ごたえも魅力。
ファンが多く、一度はまると病みつきになるおいしさです。

葉ももちろん食べられるのですが、
主に茎を食べる山菜で、サッと茹でてお浸しに、
またはくるみ和えやごま和えがおすすめです。

「しどけ」ぜひ食べてみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「塩みかん香る青ねぎのおひたし」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.491

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
これからの季節、冷奴や素麺などの薬味として重宝する青ねぎですが、
ひと袋つかい切れずに傷ませてしまう経験はありませんか?
今日は、そんな時のお助けレシピをご紹介します。

【材料】(2人分)

・青ねぎ‥ひと袋(100g)
・麺つゆ(希釈したもの)‥120ml
・塩みかん(完熟)‥小さじ1/2・削り節パック‥ひと袋(4g)

【作り方】

①麺つゆに塩みかんを入れてよく混ぜ合わせる。
②鍋に水を入れて沸騰させ、青ねぎの白い部分を10秒ほど浸け、再び沸騰したら火を止めて青い部分を入れ、箸でおさえながら10秒ほど浸けた後ザルにあげる。
③粗熱が取れたら根元を除いて5㎝幅にカットし、ジップつきの保存袋に①と一緒に入れて冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
④器に盛り、削り節をかけて完成。

βカロテンやビタミンCを豊富に含む青ねぎ。紫外線が強くなる5月、
たっぷり食べて皮膚を紫外線から守りましょう!

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みかんでもっと笑顔になる「八十八夜」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.548

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

2024年5月1日は、立春から数えて88日目で八十八夜。
古くからこの日は、気候が安定して『農業に本腰を入れる日』の目安とされてきました。
そして、茶摘みの歌でも知られるように
八十八夜といえば『新茶』のイメージが強いですよね。

お茶の葉は1年に3〜5回の収穫が可能で、
中でも最初に収穫される新茶が甘み・旨みがギュッと詰まっていて香り高く、
最もおいしいとされています。
そのためこの八十八夜を目安に
お茶農家さんたちは1番おいしい新茶を見極めて収穫をするそうです。

やはり名産地といえば静岡県ですが、
他にも三重県や京都府などが有名です。
そして実は九州各県にも日本屈指の名産地が点在しています。
鹿児島県の知覧茶や福岡県の八女茶、長崎県のそのぎ茶など
、おすすめのお茶が満載です。
八十八夜に摘まれたお茶を飲むとその一年は無病息災で過ごせるとされているので、
ぜひお好きな産地や茶園の新茶を楽しんでくださいね。

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