みかんでもっと笑顔になる「バナナの日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.562
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
8月7日は数字の語呂合わせからバナナの日。
世界中で愛されている果物「バナナ」は
大きく分けて生食用と料理用の2種があり、
品種は300種類以上あるといわれています。
生産地はバナナベルトと呼ばれる赤道をはさんで南緯30度から北緯30度の熱帯、
亜熱帯地域に分布します。
そのなかでも標高500m以上の高地栽培されているバナナは
一般的な標高(0m~200m)で栽培されるバナナよりも寒暖差が大きく、
栽培に時間がかかります。
その差は約3カ月。
つまり3か月分じっくりと栽培されるので、
より甘くおいしいバナナが育つという訳です。
選び方のポイントはお好みの味わいによっても違います。
あっさりめのお味がお好きな方は細くスレンダーなバナナを選んでください。
また、濃厚で甘みの強いバナナがお好きな方はずんぐりと太めのバナナを選びましょう。
付け根も太くて短いものが甘くてもっちりと濃厚であることが多いです。
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みかんでもっと笑顔になる 「指宿のそらまめ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.378
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
そらまめと言えば、春から初夏にかけて出回る、野菜の中でも特に旬を感じる食べ物ですが、実は初春のこの時期に食べごろをむかえる特別な産地があります。それが南国、鹿児島県の指宿(いぶすき)です。指宿市のそらまめ栽培面積は157.4ヘクタール。生産量日本一の大きな産地です。指宿と言えば地熱や砂むし風呂で有名ですよね。年間を通して暖かい指宿の1月のある日の気温はなんと18度!最低気温は8度で、この寒暖差が豆の甘さを引き出します。地の利を最大限に活かした他では真似できない農業で成功しています。一般的な旬を外した野菜や果物は味がのってないことが多いですが、指宿産のそらまめはとにかく甘く、味が濃く、大粒でホクホク。そらまめ自身がとても強い味わいなので、余計な調味料は必要なし!さっと塩茹でするだけのシンプル調理がおすすめです。ぜひ、冬の鹿児島産そらまめ、試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 後編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.348
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週は、パッションフルーツの食べ頃や食べ方についてお話しましたが、今回は、栄養と食べ合わせについてお話したいと思います。鮮やかな黄色い果肉が特徴のパッションフルーツは、カロテンを多く含んでおり、同じく果肉が黄色いマンゴーの1.5倍以上のカロテンを含んでいます。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める効果も期待できるので、紫外線が強い今の季節は強い味方になってくれます。また、ビタミンB6も比較的多めに含んでいます。ビタミンB6はアミノ酸の再合成を手助けする補酵素として働くので、タンパク質を摂るときは、一緒に摂りたい栄養素のひとつ。ヨーグルトを食べるときに、パッションフルーツをソース代わりに混ぜて食べるのもおススメです。赤い皮を器がわりにすると、ホテルの朝食風になって食卓も華やぎますよ。ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「パパイアの日」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.249
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
8月8日は何の日かご存知ですか?そろばんの日・屋根の日・ヒゲの日など実は記念日が多い日なのですが、「パパイアの日」でもあります。アメリカ・ハワイ州のパパイア管理委員会日本事務所がパパイアの販路拡充の為に1978年に制定。ハワイでは「パパヤ」と発音することから「パ(8)パ(8)ヤ」の語呂合せでこの日となりました。
パパイアの原産地は中南米地方で、世界の熱帯または亜熱帯地域で広く栽培されており、日本でも沖縄や鹿児島などを中心に生産されています。国産の旬は夏で、この時期は完熟の国産パパイアが出回ります。黄色い果肉はβ‐カロテンを多く含み、さらにはみかんに多いことで有名なβ‐クリプトキサンチンも含有しています。このβ‐クリプトキサンチンは骨粗しょう症や生活習慣病のリスクを下げると言われる成分です。
甘くて酸味が少なく、なめらかな食感で夏を感じるトロピカルフルーツ。ぜひ旬を味わってくださいね。
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