「塩みかん香るリースサラダ」野菜がもっと好きになる 野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.559
2025-12-1 12:00
テーマ : 塩みかん活用レシピ
農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデンは、みかんを通じてお客様・取引先・従業員とその家族のしあわせに貢献し、みかんの新しい文化を創りたいと考えております。
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コラムニストは、野菜ソムリエとして多方面でご活躍中の知久幸子さん、玉之内祐子さんです。
みかんのご紹介、美味しい食べ方、みかんを使ったレシピ、みかんの嬉しい機能、その他、野菜果物に関するご紹介やレシピなど、みかんを軸に野菜・果物のおいしい楽しみ方をご紹介いただきます。
お二人をご紹介いたします。
知久 幸子さん
玉之内祐子さん
2025-12-1 12:00
テーマ : 塩みかん活用レシピ
2025-11-26 12:00
テーマ : 塩みかん活用レシピ
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はレンコンが主役の塩みかんレシピをご紹介します。
「タイムとカボスと塩みかんの酢ばす(酢レンコン)」
【材料】(2人分)
レンコン 150g
カボス 1個
タイム 1~2枝
塩みかんマリネの素 小さじ1
【作り方】
1.レンコンは皮をむいて薄切りにする。
2.お湯を沸かして酢(分量外 大さじ1程度)を加え、1のレンコンを2~3分茹でる。
3.カボスは半分に切って片方をボウルに搾り、もう片方は薄めの半月切りにする。
4.茹で上がったレンコンの粗熱をとって3のボウルに入れ、塩みかんマリネの素を加えて和える。
5.4に薄切りにしたカボスとタイムを加えて冷蔵庫で30分以上味を馴染ませる。
レンコンは酢を加えて茹でることで白さと食感が際立ちます。
定番の甘酢で作る酢ばすもいいですが、
カボスのすっきりとした酸味とタイムの香り、
塩みかんマリネの素の甘くフルーティーな風味が絶妙にマッチ!
おすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
2025-11-24 12:00
テーマ : 塩みかん活用レシピ
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
気づいてみれば今年も師走が近づいて来ました。
街を歩くと、いたる所にクリスマスツリーやイルミネーションが輝いています。]
毎年悩むのがクリスマスメニュー。
物価も上がってきた昨今、いつもの食材をちょっと工夫するだけで、
華やかなメニューに様変わりしますよ!
そこで今回と次回は、塩みかんと、いつもの食材を使って
クリスマスメニューをご紹介したいと思います。
【材料】(作りやすい量)
・モッツァレラチーズ‥1個
・柿‥1個
・塩みかん(完熟)‥小さじ2
・昆布の佃煮‥大さじ1
・オリーブオイル‥大さじ2
【作り方】
①モッツアレラチーズは水気を切り、半分にカットしてから薄くスライスする。
柿も皮をむき、4等分にカットしてから薄くスライスする。
②昆布の佃煮を細かく刻み、その他の調味料とよく混ぜ合わせる。
③チーズと柿を交互に重ねて、上から②をかけて完成。
簡単なので、ぜひお試しくださいね。
2025-11-19 12:00
テーマ : みかんのご紹介
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もみかんの旬がやってきました!
我らがミヤモトオレンジガーデンさんも順次、
早生みかんの出荷がはじまっています。
日本でも有数のみかん産地である愛媛県西宇和地区八幡浜市産のみかんです。
外皮が薄く、ぱんぱんに詰まったジューシーな果肉は
甘い中にも程よい酸味があり、その絶妙なバランスから、
いくつでも食べたくなってしまうおいしさで、
気が付けばひと箱があっという間になくなってしまいます。
欠かせない栄養素であるビタミンCは、
こまめに摂取することが必要不可欠ですが、
その点、みかんは朝・昼・間食・夜とどのタイミングでも気軽に食べやすく、
ビタミンC補給の観点からも大変有効です。
そして温州みかんを皮切りに、まどんなや甘平、せとかや媛小春といった
最高級ブランドカンキツが楽しめる季節がやってきます。
今シーズンも晩秋から春にかけて、存分に様々なカンキツを楽しみたいですね。
2025-11-17 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
11月17日は蓮根の日です。
蓮根の一大産地である茨城県土浦市に全国の生産者が集まって、
1994年の今日「れんこんサミット」を開催したことに由来します。
蓮根の有名な産地はいくつかありますが、
生産量のほぼ半数を占めているのは茨城県です。
豊富な水と低湿地帯に恵まれた霞ヶ浦周辺が主な産地です。
茨城県産の蓮根は、丸いフォルムで
シャキシャキとした食感と優しい甘みが特徴です。
西で有名な産地・徳島県の蓮根は、
スリムなフォルムで、粘土質な土壌で育つため味が濃いのが特徴だそうです。
古くから穴が空いている蓮根は「将来が見通せる」縁起物として
お正月料理には欠かせない食材のため、
年末が近づくと値段が上がってきます。
比較的お手頃価格の今のうちに購入し、
甘酢漬けを作って冷凍保存しておくのがおススメです。
漬け汁ごと冷凍しておけば、
自然解凍ですぐに召し上がれますので、ぜひお試しくださいね。
2025-11-12 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
新米の季節ですね。
様々なブランド米が出回る昨今、なんと愛媛県が16年という歳月をかけて開発し、
誕生した「ひめの凛」という品種があるのをご存じでしょうか?
2019年にデビューし、食味の良さを高く評価されている新品種です。
夏の暑さに強く、たくましく育つ稲に実るのは、大粒で透明度の高い、美しいお米。
その特長は、甘く上品な香りと大粒でしっかりとした食感。
口の中にすっと広がる上品な甘み。一粒一粒にツヤのある炊き上がり。
また、冷めてももっちり感が持続するためお弁当やおにぎりにもぴったりです。
バランスがいいので、どんなおかずにも合わせやすく、
料理の味を引き立ててくれます。
もっちりとしていて食べ応えのあるお米が好きな方におすすめの品種です。
ロゴは米粒の形を女性の顔と髪に見立てた上品なデザインで、
他のお米のパッケージとは一線を画す、目を引く仕様に。
機会があればぜひ手に取ってみてくださいね。
2025-11-10 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
前回は、明治初期に栽培されていた北海道最古のりんご「緋の衣」という品種が、
輸出されるほど盛んに栽培されるまでになった話をお伝えしました。
昭和20年代まで、余市の代表格であった「緋の衣」も、
改良されていく他品種に押されて、徐々に姿を消していきます。
そんな中、雷に打たれても大切に守られ続けていたのが
吉田農園の「緋の衣」でした。
開拓のために渡った北海道の地で、
大切に守りぬかれた大樹に感銘をうけた会津藩主の孫が枝を譲りうけ、
平成の時代に会津の生産者が再び育苗に力を注ぎ、
再び苗が余市の吉田農園に戻って、スクスクと育っているそうです。
北海道で買って食べてみた「緋の衣」は果肉がしっかりしており、
蜜入りの半透明で酸味がしっかり効いていて、
アメリカ産のりんごに近い味わい。
生産者の努力によって令和の現代でも100年前のりんごが食べられるのは
非常に感慨深く、感動的ですね。
2025-11-5 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
11月5日は「いい(11)りんご(5)」の語呂に合わせて「いいりんごの日」。
2001年に青森県によって制定されました。
青森県は津軽地方に世界でも有数の生産団地があり、
令和6年度の農林水産省の統計データによると、
全国のりんご生産量の約60%を占める日本一のりんご王国です。
そして、青森りんごと言えば「ふじ」が有名ですが、
2025年は「ふじ」という品種が誕生して85年。
今でもトップを走る優秀な品種で、
日本でのシェアはもちろんナンバー1ですが、
なんと世界シェアもナンバー1。
世界のりんご生産量の半分近くを占める中国では6割以上が「ふじ」を生産。
他にもアメリカ、チリ、ニュージーランド、アフリカ大陸など
世界各国で作られています。
世界で愛されるりんご、それが「ふじ」という品種なのです。
晩生(おくて)のふじはちょうど11月ごろから出回り始めます。
旬をぜひご堪能ください。
2025-10-29 12:00
テーマ : 野菜・果物のレシピ
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は旬の柿と塩みかんを使った秋らしい一品をご紹介します。
「塩みかんと柿の白和え」
【材料】(2人分)
柿 1個
豆腐(絹・木綿どちらでも可) 120g
クリームチーズ 30g
塩みかんマリネの素 小さじ2
【作り方】
1.豆腐はキッチンペーパーで包み、ラップをせずに600wの電子レンジで2分~3分程度加熱し、水気を切る。
2.ボウルに豆腐を崩し入れ、クリームチーズ、塩みかんマリネの素を加えて泡立て器で混ぜ合わせる。
3.柿は皮をむき、薄めのくし切りにして2のボウルに入れて軽く和える。
柿はビタミンCやβカロテン、カリウムなどを豊富に含む、
果物の中でもかなり栄養価の高い品目です。
そんな柿に豆腐やクリームチーズを合わせることでタンパク質を強化。
さらに、お好みでナッツを加えると食感&栄養価UP。
塩みかんマリネの素のフルーティさとクリームチーズで、
一味違う洋風の白和えに。
よければ試してみてくださいね。
2025-10-27 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
りんごがおいしい季節になりましたね。
りんごの産地というと、青森県や長野県が有名ですが、
実は北海道でも様々な品種が栽培されています。
中には本州で見かける機会が少ない、
希少で珍しい品種に出会うこともあります。
今回は、明治時代の品種『緋の衣』というりんごと巡り会いました。
「余市町郷土史」によると、明治5年に米国から輸入した苗が
東京の官園で育成され、明治8年に札幌他、道内各地に無償配布されました。
北海道の開拓を命じられた会津藩士の庭に植えていたりんごが国内で最初に実り、
これが余市のりんごの始まりと言われています。
「特産品にしよう!」と肥料などの工夫を凝らし、
やがで会津のリンゴ侍が作るりんごは旨い!と評判になって
商人が買い付けに来るようになり、
その後『緋の衣』という名前に統一され、ロシアや東京へ販路が広がりました。
気になるお味の感想は来週に続きます。
お楽しみに!