「神楽南蛮」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.615
2025-8-13 12:00
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は8月に最旬をむかえる「神楽南蛮」をご紹介します。
神楽南蛮はピーマンより一回り小さい、
肉厚でピリリとしたさわやかな辛味が特徴の唐辛子です。
新潟県の伝統的な夏野菜で、長岡市の山古志を中心に、魚沼地区、上越市、小仙谷市などで栽培。
かつては自家消費用が中心でしたが、近年の伝統野菜を見直す動きが活発になってきた流れもあり、
新潟を代表する伝統野菜として注目を集めています。
表面がシワの寄ったごつごつとした形をしており、
その形が神楽面に似ていることから「かぐら」の名が付いたと言われています。
特に辛いのは種と種周りのワタで、
調理時に種とワタを入れる量で辛味を自分好みに調整できるのも魅力です。
和食や中華だけでなく、パスタなどのイタリアンにもおすすめ。
また、味噌と合わせた調味料「神楽南蛮味噌」はご飯のお供にはもちろん、
野菜につけたり、肉のソース代わりにしたりできる万能調味料です。
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