農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

野菜がもっと好きになる「栄養豊富なモリンガ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.301

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、宮古島のあたらす市場でモリンガという木の葉がひと袋100円で売られていました。このモリンガは奇跡の木とも呼ばれ、高い栄養価を誇るスーパーフードとして注目を集めています。何と言っても含まれている栄養素の種類が豊富で、ビタミン・ミネラル・必須アミノ酸・GABA・食物繊維など、90以上もの栄養素が含まれており、世界食糧農業機関にも一目おかれる植物だとか。フィリピンでは炒めものやスープの具など野菜として食べられているそうです。生で食べてみたところ苦みがあって食べ辛かったので、甘みのつよい果物と一緒にスムージーにして飲んでいます。長梅雨後の急な暑さに体がついていけず、体調の優れない日々が続いていましたが、モリンガパワーのお蔭か?ここ数日は頗る元気に過ごせています。パウダー状のものは通販や都内のマルシェでも出回っているようなので、よかったらお試しくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「メロンの意外な使い方」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.301

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

いよいよ8月、夏本番。初夏から秋にかけては特に美味しい果物がたくさん出回りますが、今日はその中でもメロンのお話を。
メロンの果肉は大きく分けて赤肉種、青肉種、白肉種があります。お好みもそれぞれかと思いますが、先日私はこの果肉の色の違いを活かしたとても衝撃的なお料理に出会ったのでご紹介させて下さい。

メロンと言えば、まずはデザートとして食べるか、おしゃれに生ハムを巻いて前菜として食べることくらいしか思い浮かばなかったのですが、なんととあるレストランではトウモロコシの冷製ポタージュスープのソースとして赤肉と青肉の2種のメロンのソースがかかっていたのです。クリーム色のポタージュにオレンジと緑のソースがそれはきれいに映えていました。そして色だけではなく、お味も抜群。メロンの風味がトウモロコシの甘みを引き立て、調和していました。メロンのソース使い、私もぜひ試してみたいと思います。

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果物がもっと好きになる 「沖縄県産マハチャノックマンゴー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.300

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

梅雨が明けて夏本番!各地で35℃越えの猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

「32℃止まりの沖縄が避暑地になるのでは?」とテレビのニュースキャスターが言っていましたが、この夏そんな沖縄に行かれる方は、ぜひ道の駅の果物売り場を覗いてみてください。この時期、アップルマンゴーが終わって大玉のキーツマンゴーが出て来ます。先日、宮古島のあたらす市場にマハチャノックマンゴーが売られていました。東京ではタイ産が出回ることがありますが、国産は初めてだったのでさっそく購入してみました。オレンジ色で滑らかな質感。まるでドライマンゴーを食べているような強い甘みとエキゾチックな芳香が魅力的で、タイ産に比べて酸味がなかったです。売り場には珍しいキンコ―や玉文もあって、正にマンゴーパラダイス!道の駅など現地でしか出会えない希少品種をぜひ、沖縄で味わってみてください。

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野菜がもっと好きになる 「ごどを作るワークショップに行って来ました」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.299

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

十和田を中心とする青森県南部の各家庭に代々伝わる発酵食品「ごど」を作るワークショップに参加して来ました。発酵食品作りは大変なイメージがありましたが、「ごど」を作るのはいたって簡単。納豆に麹と塩を混ぜるだけでした。そこに大豆の煮汁をお好みの分量加えるだけ。「ごど」はもともと、米が育ちにくく、代わりに大豆を食べていた土地で冬場の保存食として作られていました。夏場に仕込むときは、常温保存しておくと過発酵してアンモニア臭が出て来てしまうので、混ぜ合わせて数時間したら冷蔵庫に入れた方がよいそうです。1週間くらい経ったら香りをチェック。納豆特有の匂いが旨みのあるよい香りに変化したら出来上がりです。発酵食品の専門家いわく、数多ある発酵食品の中でも塩分濃度が低いため、微生物が多く共存しているとか。自分で仕込んだ「ごど」は至福の味。普通の納豆では物足りなくなりそうです。

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みかんでもっと笑顔になる 「キュウリは高級品!?アフタヌーンティーの流儀」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.299

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

夏野菜の代表と言えば「キュウリ」。カリウムが豊富で利尿作用もあるためむくみを撃退。水分補給にも、暑く火照った身体をクールダウンするのにもぴったりの食材です。そんな私たちの生活に大変身近なキュウリですが、その昔イギリスでは庶民的とは言えない貴重な野菜でした。貴族の社交場としてアフタヌーンティーが流行していた頃、そこに欠かせなかったのがキュウリのサンドイッチだったのです。なぜかというと、キュウリはイギリスの気候で育てにくかったため、生のキュウリを使ったサンドイッチを提供できるということが、広大な土地と温室を持っていることのアピールとなり貴族としてのステータスの一つとなっていたそうです。そのため贅沢なキュウリ使いで、パンにはさむ具はキュウリのみ!というのが本格的な英国式キューカンバーサンドなのだそう。次回はそのおすすめの作り方をご紹介します。お楽しみに。

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果物がもっと好きになる 「役立つバイオチェリー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.298

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

みなさんプラムはお好きですか?先日、大石早生という品種の販促で試食を出したところ、「甘い」と感じる人と「酸っぱい」と感じる人に分かれました。好みや味覚は人によって異なるものですね。甘酸っぱさが魅力のプラム。スモモとも呼ばれますが、いろんな品種があって何もしなくてもよく実のつくものと、受粉樹の力を借りないと実りの悪い品種があるようです。

最近人気の高まっている大玉の貴陽という品種は後者に属していて、バイオチェリーという名のアメリカンチェリーと西洋スモモの交配種を近くに受粉樹として植えることで結実をよくするそうです。このバイオチェリーは美味しくないらしく、そう言われると食べてみたくなるのが野菜ソムリエの性。確かに酸味が強かったですがシャキシャキと食感が良く、皮がアメリカンチェリーのように赤黒いので、プラム酒やプラムサワーにしたら良い色に仕上がりそうです。

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果物がもっと好きになる 「沖縄県産マンゴー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.297

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

沖縄県産のマンゴーが市場に出回る季節になりました。先日、ひと足早く沖縄県産アップルマンゴーを食べる機会に恵まれました。真っ赤に輝くアップルマンゴー。北は北海道でも栽培されるようになって一時ニュースになりましたが、生産量は沖縄県が日本一。全体の約半分を占めています。亜熱帯気候が栽培に適しており、加温せずに自然に近い状態で育ちます。また、お中元シーズンと収穫シーズンが重なるので贈答用としても重宝されるようです。先日は沖縄本島の2大産地のアップルマンゴーを食べ比べました。地図で見るとどちらも南部に位置する近場の産地。しかも同じ品種のアーウィン。とはいえ、みかんでも生産者が異なると味に差が出るように、マンゴーも味わいが微妙に違い好みも人によって分かれました。この夏、もし沖縄に行く機会がありましたら、道の駅をはしごして自分好みのマンゴーを見つけてみてください。

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みかんでもっと笑顔になる 「べか菜をご存知?」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.297

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

ぐずついたお天気が続き、青空が恋しい今日この頃。知人の農家さんの畑にもなかなか遊びに行けずにおります。そんな中、近くのスーパーで聞きなれない「べか菜」という野菜を発見しました。関東の方でしたらご存知の方も多いのかもしれません。私は九州出身で初めて聞いた名前だったのですが、よくよく見ると袋にしっかり「山東菜」と書いてありました。

そもそも山東菜とは白菜の仲間で、本来はしっかり育てると白菜より一回り大きくなるアブラナ科の野菜です。関東では山東菜が小松菜程の大きさになる頃に若どりしたものを「べか菜」と呼ぶことがあるそうです。旬は冬なのですが、若どりでコンパクトに育てられるべか菜は初夏あたりまで出荷されていて、私は運よくお目にかかることができたようです。あっさりしていてくせがなくお浸しやスープにぴったり。サラダや浅漬けにも向いているのでもし見つけたら試してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「自根きゅうり」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.296

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

「昔ながらのきゅうりが食べたい!」という母が5月に自根きゅうりの苗を育て始めました。自根(じこん)きゅうりは、その名の通り、自分の根を持ったきゅうりのことです。現在、市場に出回っているきゅうりの大半は、かぼちゃを台木にした接ぎ木で、なぜ接ぎ木するかというと、自根きゅりは病害虫に弱く収量も少ないのです。皮がしっかりしている分、長時間の流通にも耐えられるという利点もあります。

自根きゅうりは育てにくいけれど、きゅうり本来の味がして美味しいというので、収穫したものと、接ぎ木のきゅうりを食べ比べてみました。その結果はというと・・・確かに違う!全然違いました。皮が柔らかく、何とも言えない歯ざわりと甘みがあります。苗がデリケートで収量も昨年の半分ですが、毎年食べ切れずに困る我が家にとっては丁度良いくらいの量かもしれません。今年は1本1本、大切に味わいたいと思います。

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野菜がもっと好きになる 「十和田の発酵食品“ごど”」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.295

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

日本各地に代々伝わる料理。皆さまの故郷にも、これを食べると地元に帰って来た!と実感する食べ物があるかと思います。

先日、青森県の十和田市にお邪魔したとき、そんな食べ物と出会いました。その名も「ごど」。

納豆に麹を混ぜてしばらく発酵させると、麹の旨味や甘味、さらに乳酸発酵の酸味が加わり、納豆に複雑な発酵フレーバーが加わった強烈な味になります。それが、十和田を中心とする青森県南部の各家庭に代々伝わる発酵食品「ごど」。昔、家庭ごとに手作りしていた「納豆」がうまくいかなかった時に偶発的に出来たのが始まりだそうで、それ故に家庭ごとに「レシピ」・「味」・「食べ頃」とされるタイミングすら異なるとか。興味深いですね!

来月5日に、渋谷ヒカリエでワークショップが開催されるようなので、さっそく行ってみたいと思います。感想や詳しい作り方は、また後日お伝えしますね。お楽しみに♪

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