農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

みかんでもっと笑顔になる「新生活におすすめの野菜」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.493

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
この4月から進学や就職、移動などで新生活が始まったという方、少なくないのではないでしょうか。とある調査では新社会人の8割以上が「新生活で野菜不足を感じている」と答えたそうです。確かに心も身体も忙しいと食生活は乱れがち。とりわけ野菜不足に陥りそうです。しかし、心身ともに健康で活力のある生活に欠かせないのが野菜や果物に多く含まれるビタミンやミネラル。ぜひ、こまめに摂っていただきたい栄養素です。この時期におすすめの野菜は、ビタミンCを豊富に含んだ春キャベツや、βカロテンの宝庫・春ニンジン。スナップエンドウやグリンピースなどの豆類に、芽吹き野菜の代表格・アスパラガスも旬をむかえます。果物はサッと洗ってヘタを取るだけで食べられるイチゴがおすすめ。朝ごはんや食後のデザートに手軽に追加できます。毎日の食事に無理のない範囲で旬の野菜や果物を取り入れて新生活を楽しんでくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「葉酸の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.492

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
先日、4月3日は「よ(4)うさん(3)」(葉酸)と読む語呂合わせから葉酸の日。葉酸とは水溶性ビタミンB群の一種で、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンです。また、代謝に関与しており、細胞の生産や再生を助けることから体の発育にも重要な栄養素で、特に胎児にとっては必要不可欠な栄養成分と言えます。さらに、最近の研究では虚血性心疾患の予防に効果が期待できると言われています。そんな葉酸はレバーやうなぎ、卵、緑黄色野菜などに多く含まれています。実は葉酸はホウレンソウの葉から見つかったビタミンで、ホウレンソウに限らず葉野菜には葉酸が豊富に含まれています。そして、意外と知られていないのですが、イチゴやアボカド、みかんなどの果物にも葉酸は多く含まれています。果物はその他のビタミンやミネラルも豊富に含む上に調理の手間がなく、手軽に食べられて効率よく摂取できるのでおすすめです。

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みかんでもっと笑顔になる 「春の旬食材:さぬきのめざめ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.490

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
野菜の中でも春を強く感じさせてくれる食材「アスパラガス」。各地方や農家さんのこだわりが強く、ブランド化されているものも多いですよね。そして、四国のブランドアスパラガスと言えば、香川県産の「さぬきのめざめ」。特筆すべきはその長さです。なんと長いもので全長50㎝以上になるものも。通常のアスパラガスの2倍以上!という超ロングサイズです。長くて大きいと筋張っていてかたいのでは…と心配される方も多いかもしれませんが、このさぬきのめざめはシャキシャキと柔らかくジューシーで甘みと旨みが強く、筋はほとんど感じられません。一般的な品種より、育っても穂先が開きにくいためみずみずしさを失うことなく大きく成長させてから出荷することができるそう。売り場でもひときわ目を引く長くてきれいなアスパラグリーンの「さぬきのめざめ」を見つけたら、ぜひ連れて帰ってみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「オリーブの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.489

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
3月15日はオリーブの日。1950年のこの日、昭和天皇が香川県の小豆島を訪問されて自らオリーブの種を蒔かれたことに由来します。オリーブは地中海地方原産のモクセイ科オリーブ属の常緑高木。果実は油分を豊富に含み、主要な食用油のひとつであるオリーブオイルの原料となります。葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。オリーブにはビタミンAやビタミンE、ポリフェノールが多く含まれています。特にポリフェノールの含有量が他の食品に比べて多く、動脈硬化や炎症を防ぐ効果が期待できるとされています。また、オリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸には善玉(HDL)コレステロールを減らさず、悪玉(LDL)コレステロールだけを減らすといううれしい特徴があります。オリーブの日を機に、いつもの油をオリーブオイルに入れ替えてみるのもおすすめです。

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みかんでもっと笑顔になる 「春トマト」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.488

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
春を告げる野菜はいろいろありますが、実はフルーツトマトが一番おいしい季節でもあります。トマトの原産地である南米のアンデス高原地帯は日射量が多く、乾燥していて高温にならない気候。これが日本でいうと春の気候と似ているため、春はおいしいトマトを育てるのに適した季節と言えます。逆に暑くて雨の多い日本の夏はトマトにとって過ごしにくい条件がそろっているのです。つまり、生産量の旬は夏ですが、おいしさの旬は春と言っていいでしょう。甘さや味の濃さは段違い。栄養価も高いものが多いです。生で食べて十分甘くておいしい春トマトですが、ぜひ旬のこの時期に箱買いして加熱調理も楽しんでいただきたい!西洋では「トマトの時期には下手な料理はない」ということわざがあるそうです。それほどトマトはうま味の宝庫。トマトが料理のベースとして使われている西洋料理ではトマトのおいしさで味が決まるということですね。

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みかんでもっと笑顔になる 「イチゴの新品種:かなこまち」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.483

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
厳しい寒さの中ですが、イチゴの旬まっさかりですね。最近では様々な新しい品種が楽しめてイチゴ好きとしてはうれしい限りです。つい先日も私が住んでいる神奈川県でオリジナルの新品種が誕生したというニュースが飛び込んできました。平成26年に「紅ほっぺ」と「やよいひめ」を交配・選抜し育成した品種で、令和2年に品種登録されたばかりのイチゴです。その名も【かなこまち】。県職員から名前を募集し、「神奈川生まれの美しくて美味しいイチゴ」という思いを込めて名付けられたそうです。特徴としては果皮が美しい鮮赤色、果実の中まで赤色が入ります。糖度が高く、甘みと酸味のバランスが良い大粒のイチゴです。まだ出来立てほやほやということで、流通は県内の直売所などで少量出荷されているのみのようですが、今後イチゴの主力品種になるかもしれない期待の新人!注目していきたいと思います。

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野菜がもっと好きになる 「深谷カルソッツ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.454

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

寒さが増して霜が降りると、甘みを増して美味しくなる白ねぎ。関東では埼玉県深谷市の「深谷ねぎ」が有名ですが、ちょうど今日に当たる1月29日(日)は、『深谷ねぎまつり2023』が開催されています。祭りの目玉は深谷カルソッツ。「カルソッツ」は、もともとスペインのカタルーニャ地方で冬から春にかけて食べられる季節定番料理のことを指し、ねぎを直火で真っ黒に焼いて、パプリカやニンニクなどを使ったメロスコソースをつけて食べます。そんなねぎ産地のシンプルで美味しい食べ方を一般の方にも知ってもらいたいという考えから、深谷ねぎを使った「深谷カルソッツ」がスタートしたそうです。注目は、品種ごとに食べ比べが出来ること。自分好みのねぎが発見出来そうですね!祭りが過ぎた後も、深谷カルソッツが食べられるレストランやイベントがいくつかあるので、ぜひチェックして足を運んでくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「いちご狩りの季節」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.481

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
1月も中旬を過ぎると本格的ないちご狩りシーズン。最近は多品種を食べ比べできるのはもちろん、夜にハウスを貸し切りにしてシャンパンや生ハムを片手に楽しむナイトストロベリーツアーや、ふるさと納税の返礼品としてのいちご狩り体験など、これまでにはなかった新しいものが続々と出てきています。昔は地面にあったいちご棚も最新の施設では目線の高さや頭上にグッと上がっていて、かがまずにいちごを摘むことができるため老若男女問わずに楽しめる農園も増えています。野菜ソムリエ的には「農園でしか食べられないいちごを狩る」のがおすすめの楽しみ方。品種によっては果肉がやわらかすぎて流通に乗せるのが難しく店頭では滅多にお目にかかれないものもあります。そんな繊細ないちごを完熟の状態で食べられるのは、いちご狩りならでは!ぜひ各地のいちご狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。

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みかんでもっと笑顔になる 「春の七草・セリ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.479

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あけましておめでとうございます。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
2023年が始まりました。今年も皆様にとって素敵な年になりますように。そして、このコラムが皆様にとって少しでも有益な情報になるように努めたいと思います。
さて、1月においしい野菜のひとつに「セリ」があります。春の七草のひとつでもありますよね。スッと香るさわやかな香りには、食欲増進・解熱・解毒の効果があるとされています。加熱しすぎると香りがとんでしまうので、生や半加熱がおすすめ。鍋やお吸い物の最後にトッピングしたり、サラダの葉野菜に混ぜたり、他にもナムルやお浸しなど、シャキシャキした食感と独特の風味を活かした食べ方が、セリを最大限に楽しめます。また、同じセリでもひと味違う、根付きのセリは秋田や仙台のお鍋に欠かせない食材。中でも有名な秋田の三関セリは、茎よりも長く伸びることもある根が特徴で、色、香り、味ともに抜群です。機会があればぜひ試してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「生姜で体を温める」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.450

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

今年のクリスマス休暇は全国に寒波が押し寄せています。「例年以上の寒さに体がついていかない!」という方も多いのではないでしょうか?そんな時は日々の食事に、体を温める効果が期待できる「生姜」を使ってみてください。加熱した生姜に含まれるショウガオールという成分は、血流をよくし消化器系の働きを高めることで、体を芯から温める働きを持っています。ここで注意するのは、必ず加熱すること。加熱する前の生姜に含まれるジンゲロールという成分には、解熱作用があるので、逆に体を冷やしてしまいます。「豚肉の生姜焼き以外のメニューが思いつかない」という方は、コーヒーや紅茶を淹れるお湯を生姜湯にしてください。一片の生姜をたたいてから、水に入れて沸騰させるだけです。毎日のお味噌汁に、お好みの具材と一緒に千切り生姜を入れても美味しいですよ。生姜で体を温めて健やかに新年を迎えましょう!

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