農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ブログ内検索

農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデンは、みかんを通じてお客様・取引先・従業員とその家族のしあわせに貢献し、みかんの新しい文化を創りたいと考えております。
 
こちらの野菜ソムリエのコラムは、メールマガジンで配信しているコラムのバックナンバーになります。
 
▼ 過去のブログはこちら
https://ameblo.jp/mandarin-sommelier/
 
コラムニストは、野菜ソムリエとして多方面でご活躍中の知久幸子さん、玉之内祐子さんです。
 
みかんのご紹介、美味しい食べ方、みかんを使ったレシピ、みかんの嬉しい機能、その他、野菜果物に関するご紹介やレシピなど、みかんを軸に野菜・果物のおいしい楽しみ方をご紹介いただきます。
 
お二人をご紹介いたします。
 

知久 幸子

知久 幸子さん

<ご経歴>
OL時代を経て調理師学校へ復学、
板場での修行経験を活かし、野菜ソムリエとして活動されています。
 
<野菜ソムリエとしての主な活動内容>
レシピ開発、セミナー講師、講演、調理実習講師、アドバイザー、コラム執筆、青森県十和田市野菜サポーター等、野菜や果物の魅力を通じて「幸せな気持ちを」お届けするために多方面でご活躍されています。
 
<知久幸子さんのオフィシャルサイト>
野菜ソムリエのベジベジライフ 
http://ameblo.jp/vege-sachi/
 
<ご本人より一言>
コラムを通じてみかんをもっと深く知り、大好きになってもらえたら嬉しいです。
小宅 祐子

玉之内祐子さん

<ご経歴>
食とは全く別の世界から一念発起されて野菜ソムリエに。
現在は野菜ソムリエ、食育インストラクターとして、こころとからだにやさしい食を伝えるべく活動されています。
 
<野菜ソムリエとしての主な活動内容>
セミナー講師、コラム執筆、農業体験イベント企画・サポートなど、多方面でご活躍されています。
 
<玉之内祐子さんのオフィシャルサイト>
野菜ソムリエゆうこの野菜生活
http://ameblo.jp/umiumiyu-ko/
 
<ご本人より一言>
「おいしいはたのしい。」をモットーに講座講師や農業体験イベント、コラム執筆などを通して野菜や果物の魅力を伝える活動をしています。こちらのコラムでは、みかんはもちろん、楽しんでいただけるような野菜果物の情報を、時にはレシピなども交えて、発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

3月は中晩柑と呼ばれる様々なカンキツ類がたくさん出回る季節。
そんな中でもおすすめの品種をご紹介します。

まずはカンキツの最高峰ともいわれる大人気品種「せとか」。
味・香り・食感・見た目…どれをとっても一級品で、3月のおすすめには外せません。
ジューシーで香り高く、濃厚な甘みとコクで、
シーズン中に一度は食べなければ!と毎年楽しみにしています。

2つ目は「デコポン(不知火)」。
甘みと酸味のバランスが良く、ポコッと出たデコがチャームポイント。
1月2月も出回りますが、やはりデコポンは3月のものが美味。
酸味が落ち着き濃い味わいが楽しめます。

3つ目は「清見」。
日本の新カンキツの始祖とも呼べるこの清見は、デコポンやせとかなど、
たくさんのカンキツの親にあたる優秀な品種です。
清見自体も大変食味がよく、果汁たっぷりで甘みが強く、香りもさわやか。
以上、3月のおすすめ、試してみてくださいね。

category : はじめに。コラムニストご紹介comments : (0)

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

春はカンキツの季節。
この時期は旬をむかえた様々な品種が出回り、目移りしてしまうほど。
なかでも今回は「弥生紅」という完熟いよかんをご紹介します。

「弥生紅」はカンキツ王国、愛媛県が誇る高品質ブランドいよかんです。
樹上完熟の1月に収穫したいよかんを3月までじっくりと熟成させ、
センサー選果をして糖度11.5度以上のものが「弥生紅」として出荷されます。
固定ファンの多いいよかんの中でも特に完熟にこだわった食味の良いブランドです。

少しでも長く樹上に置くことで濃厚な味わいになり、
収穫後に熟成させることで酸味が落ち着き、マイルドに。
さわやかな香りと糖酸バランスの良さで、
ついいくつでも食べてしまいそうになります。
みずみずしく弾けるようなプリプリの食感もたまりません。

昔からいよかんは「色よし、味よし、香りよし」と言われてきましたが、
特にこだわりが詰まった「弥生紅」、ぜひ試してみてくださいね。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

2025年の3月5日は、二十四節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」。
「冬ごもりしていた虫たちが土の中から出てくるころ」という意味で、
春の季語としてもよく使われます。
私たち人間も少しずつ暖かくなり
「お出かけしたいな。」という気分になる季節ですよね。

この時期のおいしいものといえばやはり、山菜。
日本の山々に芽吹くごちそうです。
ウドやタラの芽、ぜんまいにわらびなど独特の風味やほろ苦さは、
大人になってそのおいしさに気づき、好きになりました。
お浸しや天ぷらなどが定番ですが、
ちらし寿司の飾り野菜にすると、その独特な形状がかわいくて華やかな一皿に。
甘く煮付けたシイタケや甘酸っぱい酢飯との相性も抜群です。
山菜の中でもアクの少ないうるいは、
サッと茹でるだけできれいなトッピングになり重宝します。
もう少し暖かくなったら、山菜ちらしを詰めてお出かけなんていかがでしょうか。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
せとかや伊予柑に甘平など、中盤柑橘がたくさん出回る時期は、
柑橘好きにとって幸せなシーズンですね。
ご自宅に何種類か常にある方もいるのではないでしょうか?
今日はそんな柑橘をいくつか使ったスイーツをご紹介したいと思います。

【材料】(作りやすい量)
・お好みの柑橘‥400g
・白ワイン‥100ml
・水‥100ml
・砂糖‥大さじ2
・塩みかん(完熟)‥小さじ1/2
・レモン果汁‥小さじ1
・ローズマリー(あれば)‥少量

【作り方】
①柑橘は皮をむいて食べやすい大きさにカットする。
②小鍋に白ワイン・水・砂糖・ローズマリーを入れて煮立たせ、
アルコールを飛ばしてから火を止め、レモン果汁と塩みかんを加えて冷ます。
③柑橘を②に浸けて、表面にピッタリ密着するようにラップをして冷蔵庫で半日冷やして完成。

果汁か染み出したシロップも美味しいので、
いくつか柑橘を組み合わせて是非お試しください。

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

少しずつ春の気配を感じるようになってきました。
春はフルーツトマトが旬をむかえる季節。
おいしいトマトでうまみの強いサルサソースはいかがでしょうか。

「塩みかんサルサソース」

【材料】(2人分)
ミニトマト 10個
パプリカ 1/4個
タマネギ 1/8個
塩みかん(青みかん)小さじ1/2
ケチャップ 小さじ2
ショウガ(すりおろし)少々
パセリ(みじん切り、または乾燥) 少々

【作り方】
1.ミニトマトは1/8程度に細かく切り、パプリカとタマネギはみじん切りにする。
2.たまねぎは5分ほど水にさらしてペーパーで水気を切っておく。
3.ボウルにミニトマト、パプリカ、タマネギを入れ、
塩みかん(青みかん)、ケチャップ、ショウガを加えて軽く混ぜる。
4.器に盛り付けてパセリをふる。

塩みかん(青みかん)のすっきりとした風味がサルサソースに合います。
お好きな方はぜひパクチーをみじん切りにして加えてくださいね。
タバスコを加えても◎。

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

新玉ねぎが出回るシーズンになってきました!
春しか味わえない、みずみずしくて辛みの優しい新玉ねぎ。
せっかくなので火を通さず食べて欲しい!
そこで今回は、塩みかんを使った和風マリネをご紹介したいと思います。

【材料】(作りやすい量)
・新玉ねぎ‥1個(300g)
・米酢‥60ml
・砂糖‥大さじ4
・醤油‥大さじ1
・塩みかん(完熟)‥小さじ2
・出汁(鰹ベース)‥120ml

【作り方】
① 玉ねぎは、軸を除いて縦半分にカットしたら、1㎝幅のくし切りにする。
②その他の調味料を小鍋に入れて沸騰させ、砂糖を溶かす。
③保存袋に玉ねぎを入れ、②を熱いうちに注いだら、
空気を抜くようにしてジップを閉め、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて1日置いて完成。

冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
そのままでも美味しいですが、
粗く刻んで漬け汁ごと醤油代わりに卵かけご飯に使っても美味しいです。
ぜひお試しくださいね!

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

今年も媛小春の季節がきました!
毎年楽しみにしているこの媛小春。
黄金柑と清見タンゴールの掛け合わせで誕生し、
長い年月をかけてミヤモトオレンジガーデンさんが育ててきた希少品種です。

果皮は鮮やかなレモンイエローで、
見た目から「酸っぱいのかな…?」と思われてしまいがちなのですが、
いい意味でそれを裏切る甘さに毎度驚かされます。
他のカンキツ類とは似ていない特別なおいしさです。
皮がむきやすく、みかんのように簡単に手でむけるのも魅力的。
むくときにグッと指に力を入れるとふわっと立ち上る上品な香りは
ずっと嗅いでいたくなるほどいい香り。
すっきりとした清涼感のある香りなので、
個人的にはキリっと渋みのある日本茶と合わせるのが好きです。
つい一個、もう一個と手が伸びて食べ過ぎてしまいます。

人気が高く、旬も短いので
ぜひ機会を逃さず2025年の媛小春を楽しんでくださいね。

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

野菜と同じようにカロリーが低く、ヘルシーな食材の海藻類。
全国のスーパーでも販売されているパックのもずく酢は私も好んでよく食べています。

国産もずくの9割以上を生産しているのが沖縄県です。
天然物もありますがほとんどが養殖で、
海岸から近い比較的浅瀬で育てられています。
秋頃になると、18メートルもある網にもずくのタネをつけてから海底に固定します。
年明け頃から徐々に生長し3月から5月にかけて収穫期を迎えます。
収穫は掃除機の特大チューブのようなもので海水ごと吸い上げ、
ザルでこしてから小石などの不純物を取り除いて完成です。
橋を渡る時に、青い水面に黒く四角く見える場所があったらもずくの圃場です。
ほとんどが塩蔵で出回りますが、稀に生もずくとして出回るものもあります。
プリプリとした食感と磯の香りが最高なので、
この春沖縄へ行かれる方はぜひ「生もずく」を味わってみてください。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

2月12日は「にっこり(2月)いいニラ(12日)」の語呂合わせから黄ニラの日。

ちょうどこの時期は黄ニラの旬でもあり、出荷最盛期。
青ニラとの違いは栽培方法で、
光を遮る「遮光栽培」を行います。

一度、青ニラを茂らせて地下部に十分な養分を蓄えさせたのちに刈り取り、
その後ビニールなどで遮光して栽培することで黄ニラが生産されます。
こうすることで黄ニラ独特の甘みややさしい風味、繊維のやわらかさ、
シャキシャキ食感が生まれます。

また、収穫後に天日干しを行うことで
キラキラと輝く蛍光色を放つ黄ニラとなるのです。

調理方法は生でも食べられる香りの高さと繊細な食感を活かして加熱を最小限に。
サッと茹でてお浸しに、サッと炒めて中華料理に、
または薬味としての利用もおすすめです。
イチオシはお鍋!
完成した鍋に火を止めた後に入れて蓋をして数十秒、
余熱で火を通すことで黄ニラの魅力を存分に味わってみてください。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先週は、中国生まれのタアサイについてお話しましたが、
今日はタアサイなどの青菜や生野菜にピッタリのディップをご紹介したいと思います。

【材料】(作りやすい量)
・ゆで卵‥1個
・マヨネーズ‥大さじ2
・塩みかん(完熟)‥小さじ1
・すりごま‥小さじ2
・生野菜‥適量

【作り方】
① ゆで卵の皮を剥き、細かく刻んでボウルに入れる。
②その他の材料を入れてよくかき混ぜる。
③生野菜は食べやすい棒状にカットして②と一緒にお皿に盛る。

冷蔵庫で2日ほど保存できるので、多めに作ってもいいですね。
ごまと完熟みかんの相性がとても良いのと、
ごまの香ばしさと完熟みかんの皮の香りが、生野菜のクセを消してくれるので、
野菜を生で食べるのが苦手な方にもおすすめです。

ビタミンCは熱に弱いのと、
カリウムなどのミネラルは水溶性で茹で汁に流れてしまうので、
生野菜もバランスよく日々の食事で取り入れたいですね。

category : 野菜・果物のレシピcomments : (0)