農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 前編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.347

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

コロナの影響で飲食店や催事への納品がストップし、行き場を失った農産物を支援するサイトが盛り上がっていますね。私もいくつか利用させてもらった中のひとつに、沖縄県産のパッションフルーツがあります。40個以上入っていたので、友人にもプレゼントしたのですが、「どうやって食べるの?」と聞かれることが多かったのでご説明したいと思います。木成りで完熟したものが収穫・流通されるため、購入して直ぐに食べられますが、強い酸味があるので酸味が苦手な方は、常温で追熟させます。すると表面にシワが寄ってきます。更にデコボコするまで放置すると、酸味が抜けて甘みが強くなってきます。食べる直前に冷蔵庫で冷やし、包丁で半部にカットし、中の果肉をタネごと召し上がってください。初めて召し上がる方は、2個以上購入して、熟度の違いで自分好みの酸度を探ってみるのも楽しいのでお試しくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「ズッキーニ:ステラ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.347

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏野菜が出回ってくる季節になってきました。スーパーでも最近では店頭で大きくズッキーニを取り上げているお店をよく見かけます。西洋野菜のズッキーニもずいぶん日常的な野菜として日本に根付いてきたのではないでしょうか?
そんなズッキーニの中でもちょっと珍しい「ステラ」をご存知ですか?一般的なズッキーニはつるんとした濃い緑色の肌で円柱形をしていますが、このステラは円柱でありながらぼこぼこと凹凸があり、切ると星型のような断面になります。凹凸部分は縞模様に見えて鮮やかです。形といい、色といい、とても華やかで映える野菜。薄切りにしてサラダに散らしたり、コンソメスープやラタトゥイユに入れたり、輪切りをシンプルにソテーにしたり。様々な楽しみ方ができます。また、やわらかくジューシーで花ズッキーニとしてイタリアンレストランなどでも人気があるそう。探してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「種ごと食べられる小玉スイカ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.345

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。真夏のような日差しに、早くも夏バテ気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな日に食べたくなるのが冷やしたスイカ。「スイカは好きだけど、タネをとるのが面倒」という方に朗報です。なんと、タネごと食べられる小玉西瓜が誕生しました。その名も「ピノ・ガール」。タネがマイクロシードといって、非常に小さいのが特徴です。食べる際の嫌な異物感や苦みを極限なく少なくするため、育種改良されたピノ・ガールのタネは、一般的な小玉西瓜の約1/4でタネの殻の厚みも薄いため、そのまま食べることが出来ます。実際に食べてみたところ、小さい上にとっても柔らかいので、全く違和感なく食べ進められました。タネにはミネラル・ビタミン・脂肪酸とタンパク質が豊富だそうで、栄養も余すことなく摂取出来て良い事だらけですね。スイカのタネが苦手な方、みかけたら是非、この食感をご自身で体感してみてください。

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みかんでもっと笑顔になる「イタリア野菜:チーマディラーパ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.345

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
暑くなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいタイミング。しかもこの情勢なので、いろいろな野菜をたっぷり食べて免疫力を上げていきましょう。
さて、先日国産のイタリア野菜を専門で作っている「かほくイタリア野菜研究会」という所からイタリア野菜の詰合せセットをお取り寄せしました。その中に「チーマディラーパ」という日本ではまだなじみのない野菜が入っていたのでご紹介します。
呪文のような名前はイタリア語で「カブのてっぺん」という意味。カブと同じアブラナ科で菜の花の一種。葉や茎・つぼみを食用とします。独特のほんのりとした苦みの中にも甘さがあり、えぐみがほとんどないので食べやすく感じました。イタリアではくたくたになるまで茹でてオリーブオイルと塩でシンプルに食べたり、パスタやスープにしたりして食べることが多いそう。β-カロテンが豊富で人気急上昇中。見つけたら試してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「香川の伝統野菜まんば」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.343

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。自粛期間中、ちょっと珍しい野菜が食べたくなって知人の農家さんに野菜セットを注文しました。いろいろ入っていた中で、一番インパクトに残ったのが、香川県の伝統野菜「まんば」です。外見は白菜の外葉を一枚はがしたような形状で、色は紫がかった深緑色。何でも、野菜が少ない冬場に大きな葉を伸ばし、外側から葉を取っても次々と葉が出てくることから、「万葉=まんば」という名になったとか。「下茹でしてから油揚げと一緒に食べるといいよ」と生産者に勧められた調理法で、さっそく試してみました。歯応えはかなりしっかりしており、ほんのり感じる苦みが油揚げとの相性抜群!初めて食べるのに、どこか懐かしい癖になる味わい。調べてみると、高松市のふるさとチョイスにもありました。残念なことに申込み期間が3月末までだったので、気になる方は、来春チェックしてみてくださいね。私も来年が楽しみです。

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野菜がもっと好きになる 「ながいもパワーで胃腸を健康に 後編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.341

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先週は胃腸粘膜を健康に保つために、ながいもをおススメしました。今回はその効果を有効的に活かす食べ方と、朝食におススメのレシピをご紹介します。

ながいものネバネバ成分である糖たんぱく質は熱に弱いため、すりおろして「とろろ」にするなど生で食べるのがおススメ。味付けには、酢醤油や「もずく酢」など、発酵食品の「酢」も一緒に摂ると、免疫力アップ効果が更に高まります。とはいえ、1本まるごと「とろろ」にして食べるのは途中で飽きるという方には、ながいもトーストがおススメ。皮つきのまま大きめの角切りにして、マヨネーズと味噌を2:1のわりあいで混ぜたソースにからめます。食パンにピザ用チーズと一緒にのせてトースターで焼けば完成です。これも長芋+発酵食品の免疫力アップレシピです。大きめの角切りにすることで加熱しすぎも防げ、シャキシャキの生食感も残りますよ。ぜひお試しくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「ながいもパワーで胃腸を健康に 前編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.340

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

ウイルスに感染しない為には三密を避けるなど、様々な行動制限が必要とされていますが、まずは自分の体を健康に保つことが重要になってきますね。私たちの体を作っている約60兆個の細胞は、日々少しずつ生まれ変わっています。細胞のリニューアルには諸説ありますが、骨で約5か月、血管は約1ヶ月のサイクルで入れ替わっているそうです。中でも腸の上皮細胞は早くて、数日でリニューアルするそうです。栄養を吸収するもの腸なので、日々の食事内容に気をつけながら、腸を健康に保つことが免疫力アップへ繫がりそうですね。そこでおススメしたいのが「ながいも」です。ながいものネバネバ成分である糖たんぱく質には、胃腸粘膜を保護する効果があると言われています。そこで来週はこの効果を生かす食べ方と、1本まるごと購入したときに、ぜひ試していただきたい朝食レシピをご紹介したいと思います。お楽しみに。

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野菜がもっと好きになる 「切り干し大根でアレンジレシピ」

知久幸子さん vol.338

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

毎日家にいる時間が長くなると必然的に体を動かす機会が減り消費カロリーが低下し、同じ量の食事をしていると体重が増えてしまいます。ご多分に漏れず、私もこの2か月で体重が増量してしまったのですが、元の体重に戻す方法として、急激な食事制限はせずに、軽い運動をしながら食材の代替レシピを作るようにしています。そこで重宝しているのが、切り干し大根です。切り干し大根は千切りにした大根を天日で干したものです。干すことによって、カルシウムやカリウム、ビタミンB群などの栄養価が高まります。少量でも水に浸すと増量し、食物繊維も多いので食べたときの満足感や腹持ちが良いという利点もあります。大切なのは戻した水も捨てずに一緒に調理すること。戻し汁に旨みや水溶性の栄養素が溶け出しているので、一緒に調理すると良いですよ。来週は切り干し大根を使った代替レシピをご紹介します。お楽しみに!

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果物がもっと好きになる 「爽やかな味わいのサワーポメロ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.334

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先日、鹿児島県からサワーポメロが送られて来ました。見た目は美しい球体型で、果皮は美しいレモン色。大きさはグレープフルーツよりもひと回り以上大きく、ずっしりとした重みがあります。調べてみると文旦(ぶんたん)の一種で、在来品種の大橘(おおたちばな)の優良品種を改良して誕生した品種でした。さっそく皮を剥いてみました。高知県産の土佐文旦に比べて外皮は厚めです。果肉は土佐文旦よりもソフトで、香りはよりグレープフルーツに近いものの、苦みが殆どなく、何より、土佐文旦と同様に固い外皮さえ剥いてしまえば皮離れがよく、果肉がしっかりしているので、手が果汁まみれになりません。弾けるような食感と清涼感のある香りは、1度食べるとクセになる魅力に溢れています。旬は1月~2月ですが、皮が厚く保存性が高いため4月~5月まで出回ります。見かけたら、是非この味わいを体感してみてください。

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みかんでもっと笑顔になる 「腸活で免疫力アップ②」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.331

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

前回、腸活が免疫力アップの鍵!というお話をしましたが、今回は具体的に腸活を行うコツをご紹介します。

腸活におすすめの食事方法はヨーグルトや納豆などの発酵食品(補菌食材)と水溶性食物繊維やオリゴ糖などを含む腸内細菌のエサになる食品(育菌食材)を組み合わせて食べる【シンバイオティクス】が重要とされています。

例えば、発酵食品であるキムチや納豆と水溶性食物繊維を豊富に含むアボカドや長芋、オクラなどを合わせてネバトロ丼にするなど、組み合わせは多種多様に楽しめます。

ここでとっても簡単なおすすめ腸活レシピをひとつ。

【キウイ甘酒ヨーグルト】(1人分)

甘酒 50ml

プレーンヨーグルト 50g

キウイフルーツ 1個

 

キウイフルーツは皮を剥き、一口大に切り、全ての材料を混ぜ合わせるだけ!Wの発酵食品に甘酒のオリゴ糖、キウイフルーツの水溶性食物繊維、これできっとあなたも腸美人。ぜひ試してみてくださいね。

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